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再開 ⑧
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さて、この広い空の部屋。
「何か面白いの無いのか〜?」
綺麗に整頓されてるから散らかしたく無い。
散らかしたらバチが当たりそうだ。
「う〜ん。じゃあ〜、マ○オやる?」
「どのマ○オだ?」
マ○オと言えば言わずも知れている赤い帽子を被ったおっさんだ。そのシリーズは普通の冒険物やら、カート物・パーティー物まで様々だ。
「大乱闘だよ。」
「それマ○オ以外にもたくさんいるだろ‼︎」
その可能性は考えてなかった。確かにマ○オはいるけど、大乱闘は任○堂によって生み出されたキャラ達が乱闘しあう。
「あはは。でも楽しいだろ。俺は強いぞ。」
「俺だってピ○トとか、ピカ○○ウとか使わせたら敵なしだかんな‼︎」
「ほほぉ〜。お手並み拝見といこうかな。」
くそぉ〜。舐めた口聞きやがって。俺の実力見せて、ギャフンて言わせてやる。
対戦中〜
「おぉ〜‼︎‼︎‼︎そうだ‼︎ア○クなんて重いし、動きが遅い。素早さで撹乱させるぞ〜。」
「何を〜。ピカ○○ウは軽い。俺のア○クで1撃で仕留める。」
対戦後
「結局、ほとんど勝ち負けは五分だったな〜。」
「そ・・そうだね。少し疲れたよ。強さは互角だったし。」
本当だ。約20回ぐらいやって同じくらい勝って同じくらい負けた。
俺達、そこまで合うなんて運命とかなのかな〜。
ドクンッ
うっ。ま・・まただ。今日の俺、やっぱり変だ。空に会ってから、ずっと胸が高鳴って痛い。これって、もしかして、
「ね・・ねぇ空。1つ質問いいか?
「ん?いいけどどうしたの玲。」
「ある人に笑ってもらったり、楽しんだりして胸が痛くなるこれってどうして?」
「それは恋だよ。」
「こ・・恋‼︎‼︎」
「そ。恋。(それが俺だったら1番なんだけど。でも記憶が戻ったら俺らは恋人になれるのだろうか。)」
俺、空に恋してんだ。でも男同士。付き合うなんて無理だ。この気持ちは隠しとこう。
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