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これは? ⑦
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まさか、こんな形でまた空の家に来るなんて。
やっぱりでかいなぁ〜。本当に城だよな〜。
空の部屋だけで俺らの教室以上あるらしいし。
もぅ、トイレの場所忘れたよ〜。トイレ行きたくなったら、空は寝てるから大地さんに一緒に来てもらうしかないよな。
ってか、本当にトイレ行きたくなって来たんだけど、でも、
「う〜ん。れ〜〜い〜〜。」
そう言って、ずっと手を離してくんない。嫌じゃ無いんだけど、トイレ行きたいんだけどどうすりゃいいんだよ〜。
「とりあえず、大地さん呼ぶか。この状況どうにもなんないし。」
『ハイ。今行きます。』
さすがだな。本当、完璧な執事だなぁ〜。
いつか、習おうかな〜。執事の仕事。
文化祭でよくメイドとか執事の格好良くあるし、内のクラスなんて俺たちは王子なんだから、偶には下になってご奉仕とかして見たいし。
「お待たせいたしました。玲牙様。」
「大地さん。たびたびすいません。トイレ行きたいんですけど、この状況どうすれば良いんですかね?しかも、トイレの場所分からなくて。」
「トイレでしたらこの部屋から右に曲がって、そのまま真っ直ぐお進みになられたら着きますよ。手は私に変わります。手袋をしてますので、大丈夫かと。」
「本当にありがとうございます。ではお願いします。」
「いえ、いってらっしゃいませ。執事として当然の事です。」
本当、執事の鏡ってこういう人を言うんだよな〜。
さ・・さすがに、どっかの黒い・・執事さんみたいな執事は期待は出来ないけど、
あれは、『あくまで執事ですから』だよな。
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