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あれから ①
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女子が今まで以上に宥めるのが大変だった為に、遅刻ギリだった。
はぁ〜、俺たちが付き合ってるの分かってて見守ってくれるのは助かるんだけど、騒がれるのは変わってないから何か疲れる。
風見は俺たちが金持ちということに1番驚いてた。今度、空の家に連れてってみよう。
「なぁ。自分ら、付き合うということに、怖くは無かったのかいな?」
「まぁ、怖かったけど俺らのいた学校って女子が少ない上に顔もブサイクしか居なかった為に同性に手を出す奴って少なく無かったんだ。」
「ほぉ。そないな学校1度行ってみたいもんやな。金持ち校へ。」
「校舎は広かったけどさ、あそこ、頭もそれなりに良くなきゃやっていけなかったぞ。」
「そうだったねぇ。玲結構危なかったよね。」
「うっ。で・・でも赤点は免れてたぞ‼︎」
「うん。あの学校で赤点を免れてたんだから、こういう学校なら上位は狙えるよね。」
「偏差値どれぐらいやったん?」
「75ぐらいだったはず。」
「75⁉︎金持ちじゃ無い奴は大変やったんやな。」
「本当、金あって良かったと思うよ。俺だったら外部受験は無理だったな。というか、外部受験が今までで2・3人しか居なかった筈だし。」
「狭き門やな。そないな学校を辞めてまでこんな小さい学校へ来るやんてよっぽどの事があったんやな。」
「うっ。お・・親がこっちに転勤だったんだよ‼︎本当だかんな‼︎」
「俺は玲を追い掛ける為に来たけどね。」
「なっ‼︎空‼︎」
「あ〜あ、俺もお目に掛かりたいと思うわ、自分らのいた学校を。」
き〜んこ〜んか〜んこ〜ん
席につけ〜、 HR始めるぞ。
今日も始まる。いつもの学校が。
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