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先走りしてる液ごと颯人の下半身を手で包み動かすと、颯人の焦点が合わなくなってくる。
クチュクチュとわざと音を響かせて、颯人の聴覚も刺激する。
「ぅぁっ……ぁ……あっ…」
初めて人の手でやってもらう行為が相当よかったのか、なんと颯人の方から俺にしがみついてきた!
俺の首に手を回して、離れまいとしている。
「…おねがっ…まっ…ぅっ…あっ!」
やばー…。
颯人の頭を抱き抱え、感無量だ…。
こんな日がくるなんて…嬉しすぎて震えてくる。
俺、器用でよかったわ。
一人、喜びに打ちひしがれながらも、颯人をよくする手を止めない。
でもって、微妙なあたりをいったりきたりさせてださせないでいる。
二回もスッキリさせたら、一気に現実に戻りそうだからな。
自分でも、だいぶ冷静に考えながらできてると思う。ここまでは上出来だろう。
問題はここからなんだよな…。
首席でセックスもうまいさすがの俺も、ここから先はすんなり行える自信はない。
だが、ここでやめるわけにはいかない。
絶対最後までやる。
俺の机の引き出しをチラリと見る。
今俺がいる颯人のベッドから、斜めに3歩くらいの距離。
手を伸ばしたくらいじゃ全然届かない…くそ、いつもは狭いと思っていたこの部屋だけれども、今はやたら遠く感じる。
いつかこんな日がくることを願って、ちゃんと颯人とする準備をしておいた。
知識もブツも相当仕入れておいた。
あとは颯人がなるべく痛がらないように、俺だけが与えられる新たなよさを生みだしたい。
颯人を放置したら終わってしまうことは本能的にわかっていた。
なるべく颯人から離れないで、引き出しに向かいたい。
しがみついていることをいいことに、颯人を抱き抱えながら体勢を少しずつ机の方へと近づける。
だいぶ不自然になってしまったが颯人は気付いてないようで、自ら舌を絡めてよがってくる。
くぅーーーー、かわいすぎる。
とっとと続きをしたいけれども、颯人のためにも大事なことだ。
…よし、スピード勝負。
一瞬颯人を持ち上げ、片足でピポッドを踏み、引き出しの中にあるローションを素早く取る。
ゴムも取りたかったけど、ローションだけで精一杯だ。
再び半回転して、そのまま颯人をベッドに勢いよく押し倒す。
はぁはぁ言っている颯人は、イケないもどかしさで震えている。
ローションを取るだけの動きにだいぶエネルギーを使った俺も、別の意味ではぁはぁ言っている。
「…二回目だし中々イケないの?」
わざとわからないフリをして、とりあえず楽しむ。
「ちが………そうじゃなくて…っ」
いつもなんでもストレートに言ってくる颯人が、恥ずかしいのか何も言えずに真っ赤になっているだけだ。
颯人の行動の全部がいちいち俺のツボを押さえて、キュンキュンが止まらない。
そんな颯人に興奮しながら、ローションのキャップをはずす。
「…なんでそんなものっ!」
颯人もローションの存在はさすがに予想してなかったようだ。
しかも、何をされるか勘づいたようで、身をよじって逃げようとする。
だけれども、俺がまたがっているから動けない。
「これも持ってたほうがいいぜ。」
とろりと垂らしては、颯人の後ろにたっぷり広げる。
「あっ…つめたっ!やっ…やだっ!」
嫌がってはいたものの颯人を快感漬けにした俺が有利だ。力が入ってないし、そこまで悪い反応じゃない気がする。
「やだって!…っ……やっ…もうっ!」
いいような気もしたのに、俺を見る目が怒りに満ちてきている気もする。
…俺のセックス技術もまだまだだな。
「ここ…。今以上に気持ちよくなれるって」
颯人の理性もろとも取っ払うようにキスをして、前を動かしながら、後ろに軽く触れる。
「ぁっ…ぅっ……もっ!やめっ…ぁっ…ぁっ…」
俺の願いが通じたのか、ローションのぬめりがいい感じにはまったのか、左右に動いていた颯人の身体がだんだんと大人しくなっていく。
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