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一番大きい寝室は、キングサイズのベッドが部屋の真ん中にドーンと置いてあり、壁一面の大きな窓からは星空も見え天然のプラネタリウムが完成される。
この究極にロマンチックな部屋を、照れ隠しなのか相当バカにしていた颯人だったけれども、あっという間にこの特別な雰囲気に溺れる。
二人ともとっくのとうに服を脱ぎ捨て、完全に日常を遮断する。
お互い全身舐め合ってるせいか、常に卑猥な音が鼓膜に響きわたるし、目の前の颯人に酔いしれる。
「一誠っ……あっ…一誠っ!……」
気持ちが通じ合ったからなのか、この解放的な場所のおかげなのか、今日の颯人はいつもと違う。
いつも以上に俺の名前を呼んで、求めて、貪ってくる。
「いっせぇ……ダメ…そこやばい…」
「ここ?」
颯人に示された場所を入念に攻めると、颯人が俺にしがみついてよさを抑えようとする。
「…ふっ……はっ………っ」
いつも寮の部屋でしかしないから、声を抑えることが癖になっている颯人を思いきり貫く。
「今日は我慢しないで」
おでこに優しくキスした後は、今まで以上に激しく揺さぶる。
颯人の奥の奥までいきたくて、ズンズンと突き進む。
心なしか颯人の方もどんどん吸い上げて締め付けてくるような気がした。
二人の距離が縮まれば縮まるほど、颯人の声が溢れていく。
「あっ……あぁっ!あああっ!」
堪えきれない叫びとともに颯人の顔が美しく歪む。
そんな顔されたら止めることなんか無理で、またも颯人を自分だけのものだと主張するように抱きしめ動かす。
何度もイキまくってトロンとしている颯人を見ると、たちまち幸福感に包まれる。
「颯人、好き」
気持ちが通じ合ったセックスは、これ以上のものはないとさえ感じさせてくれた。
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