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「全部飲んだ?」
「……飲んだ」
ご褒美に頭撫でてくれる。犬かよ。
それから元春はスマホを手にとって、俺にむけた。
「ゆうくん、おっぱい見せて?」
「やだ」
「触ってほしいでしょ?」
「…………っ」
ほしい。けっこう限界。てか、すげー濡れてんの恥ずかしい。めちゃくちゃにされたい。
「自分で服めくって見せて?」
「……やだ。なんでそんなことすんの……」
「人のこと襲っといてその身体ってヤバいでしょ」
誰のせいだよ。って言いたいけど、今回だけは完全に自業自得でなんも言えねぇ。くそ、こんなつもりじゃなかった。
焦るのも恥ずかしがるのも、俺のターンじゃないはずなのに。
「………っ」
シャツをめくる。乳首も触ってほしい。つらい。
「……えっろ」
「………………」
「これあとでゆうくんにも送ってあげる」
「要らねぇよ」
「自覚しなよ。……すごいから」
なにが。なにがどうすごいんだ。いや、聞きたくねえよ。
とろ、っと下からまた染みだす。恥ずかしい。限界。
そっぽをむいてた俺は元春を睨む。
「…………早く撮れよ」
「え? 撮ってほしいの?」
「ちげーよ、………もうやだ」
「どうしてほしいの?」
「……………………………いちいち言わせんな」
しんどい。うつむく、けど、自分の身体は見たくなくて目を閉じる。
「聞きたい」
「…………………………………………………触って」
「ちゃんとこっち見て言って」
「っ…………変態」
また睨む。
「どっちが?」
「お前だろ」
「えー?」
「いいから早く撮れよっ」
「その言い方だと撮ってほしいみたい」
「…………………ちげーよ、もうやだ、……早く触って」
恥ずかしい。でももう恥とかムカつくとか言ってらんない。寂しい。早く触れよ。
「ゆうくん」
「なに笑ってんだよ」
「……っ…………ごめん。これムービー……」
「…………殺す!」
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