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その後葵に抱きしめられたまま検温して37.5と少し高めだった
他にも嘔吐理由とか帰るタイミングなど小うるさく説明された
「関係ないでしょ」全てそれで通して黙る
あまり言いたくないし聞かれたくないし、長引かせたくなかった
帰るタイミングも最低30分は休憩をとってから車に乗れと言われた
「遊園地はしばらくお預けになるね」
「なんで?」
看護室から解放され、待合室の角で壁によりかかりながら2人でコソコソ話す
「乗り物乗るのも大変でしょ。歩くだけでも痛いんじゃない?」
「元々乗るつもり無かったし。
園内のレストラン行きたかっただけ」
「そうだったの?それなら明日行ってみる?」
レストランは入口すぐだったよね。と嬉しそうに微笑まれて、なんでこいつこんな嬉しそうなんだと思いながら頷く
「そういえば葵が働いてるのってここ?」
「ううん、反対側」
「なんでこっち連れてきたの?」
「こっちは皮膚科があるからね」
「ふーん」
火傷は皮膚科って決まってるの?よく分からないけど薬貰えたしなんでもいいか
先程痛み止めも飲ませてもらって、段々と落ち着いてきた
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