アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
24
-
「遅くね?」
酒を飲んだことで体が温かくなった
ぽかぽかして、眠りそうになっていたところに絢の声が聞こえてくる
普段は無口らしいが、俺といる時はよく話しかけてくれる
あとマスクの下を見せることもほぼ無いらしいが、俺は何度か見ていた
めちゃくちゃイケメンだ
ただただ、イケメン。
なぜ隠すのかと聞けば「顔を見られるのが嫌」だから。
カッコ悪くはないしむしろイケメンだから、顔自体のコンプレックスってより気持ち的なところでなにか引っかかるんだろう
顔は本当に綺麗。
「んー、ほんとだね。いつもならもう帰ってくるのに。
ねぇ、これなくなったんだけど」
これ。と飲んでいた缶を指さす
「あ、まじ?めちゃくちゃ飲んでんじゃん」
言われてみれば結構開いている
「あったら飲んじゃう」
「買いに行ってこようか。ついでに色々買い足してくるけど」
…さり気なく自分が損するようなこと言うよね絢って。
「いっそ飲みに行かない?切れる度に買いに行くのめんどくさい」
「金ないって言ってたじゃん」
「それくらいならある」
もちろん自分で稼いだものではないけれど。
「じゃあ行こ。」
そうと決まれば早速外着に着替える
葵に連絡するのも面倒臭いのでそれはなし。
2日ぶりに外に出た
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
24 / 375