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55 みんなでご飯
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「うま…!」
「良かった、まだ3箱あるよ」
「ふは、それは買いすぎ」
「カップラーメンだってある」
「ほんと沢山買ってきたんだね」
その量に流石に笑ってしまえば、きょとん。とした真慕が葵に聞く
「絢が泊まるの嬉しかったの?」
「そうだねぇ、久しぶりだったし」
「でも泊まらないんでしょ?」
「こうして夜ご飯一緒に食べられたしそれだけで充分」
この2人は本当に、他人を迷惑がらない。
それって、凄いことだと思う
葵は真慕が大好きだし、真慕だってあまり人との交流が好きな方じゃない
つまり、2人のこの家に他人がいるのは歓迎される事じゃないはずなのに。なのに2人はひとつだって嫌な顔をしない
むしろ、嬉しいと言ってくれる
─────ピンポーン
「あ、来たんじゃない?」
「…早。」
「ふふ、それだけ会いたかったってことだよ」
「何をそこまで気に入るポイントがあったのか分かんないね」
「絢ちゃんの魅力は沢山あるんだけどなぁ」
「茶化さないでください。」
「ふふ。それじゃあ出てくるね」
葵が居なくなったリビングでピザをぱくりと食べる
…化学調味料最高
もちろん部屋は常夜灯にしてもらっていて、マスクを外して食べていたがゆきが来ると言うから昨日のことを思い出して、マスクをつけた
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