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79 side葵
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side葵
「真慕〜明日一緒に美容室行かない?
俺が帰ってきてからだから夜の8時くらいかな」
「髪きるの?」
「そ。伸びてきたかなーって」
「じゃあさ…ね、葵」
他の人がいるとあまり見せない真慕のこの「聞いて」と嬉しそうにする顔がたまらなく好き
「なにー?」
「髪、これにしてもらうのは?」
「どれどれ?」
これ。と真慕が見せてくれた画像にはカットモデル達の写真が乗っている
「葵これ、似合うよ…多分」
え、何それ可愛い。
俺がいない間、俺のこと考えてくれてたってことでしょ?
嬉しいし真慕かわいい。
一人の時間の過ごし方かわいい。
「ほんと?」
「うん」
「じゃあこれにしてもらおうかな。
真慕も一緒に行こ?髪染めたいって言ってたよね?」
「いいの?」
「うん、一緒にイメチェンしよ」
そう言うときょとん、と俺を見たあと、嬉しそうに少しだけ目を細めて笑った
「……うん。する」
あぁ、かわい…染みる…
しっかりと真慕の可愛さを噛み締めたあと、「夜ご飯作るね」とキッチンへ向かった
真慕と美容室。たのしみ。
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