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「ただーいまー」
金曜日に約束をしたからか、いつもはぼーっとしていると直ぐに寝落ちるのに今日は落ち着かなくてテレビを見ていた
そこに玄関からの葵の声が聞こえた
「おかえり」
「起きてたの?遅くなってごめんね
ご飯食べた?」
ソファに寝転がる俺を見て、確かめるように頭を撫でたり手を撫でたり頬を指でスリスリされたりした
俺に触れる度、葵は分かりやすく表情が柔らかくなる
問に首を横に振れば「何食べたい?」と候補をあげられた
「……焼きそば。」
「可愛い。うん、了解。ちょっと待っててね」
葵が帰ってきたことに安心したのか、徐々に眠くなってくる
炒める音を聞きながらクッションに顔を埋めた
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