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side絢
「どこが痛いですか?」
「え、なに。そういうのから始まんの?」
「ここに寝てくださーい」
「やだ」
「ほら、嫌じゃないでしょ?」
よいしょ、と膝の上に寝かせられた
うわ、にやにやしてやがる。抑えられてない。
冷静に考えると俺はなんでゆきなんて好きになったのという疑問が生まれる
これ、今までの誰よりもタチ悪くない?
「歯医者は初めてですか?」
顔をじっと見られて恥ずかしくなる
何なのこいつ。ジジイスイッチ入ってんじゃん。変態ジジイスイッチONじゃん、、
シチュエーションプレイはジジイの象徴じゃん、、
「ねぇ、やっぱやめ…っ」
「ほら、お口開けてね」
長い指が口内に入ってきて無理矢理口を開かされる
やっぱゲスい。性格悪い。
「っぁ、ん」
「口小さいね。これ以上開かない?」
わざとでは無く、ほんとに口が大きく開かないから、ハンバーガーとかおにぎりも上手く食べられずに零してしまうこともある
そんな俺の口の中を見て、今度は指で歯をなぞり始める
もはやそれ歯医者のすることじゃない
ただ口の中触りたいだけじゃん…
あぁ、もう。
OKなんて出すんじゃなかった
普通に嫌だこれ…っ
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