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「おいしい」
「たまご好きだよね」
「柔らかいから、いい」
「柔らかいの好き?」
「うん」
パンの上に乗ったスクランブルエッグだけを食べてる
可愛い。
もう何しても可愛く見える。
パジャマから覗く白くて華奢な身体。
結婚して、真慕に1番近くにいてもらえる存在としてかなりの責任を感じた
特に食事には気を遣うようになった
1食に食べられる量が少ないからおやつなんかも挑戦してケーキやクッキー、パンも焼けるようになった
たくさん食べて欲しいのに真慕はやっぱり少食で、そんな生活を始めてしばらく経つのにまだ細いままだ
「きょう仕事?」
1枚の食パンを4等分したもの。
それを2切れ食べてもうお腹に溜まったのかスープをちびちびと飲んでいる
「うん、何か買ってきて欲しいものとかある?」
「……き、今日ね」
「どうしたの?」
「おなか、…」
「お腹?もしかして痛い?」
「ううん…ちがくて、よる……
お腹、…さ、わって…ほしい」
「お腹?さわる?」
アホみたいに言われたことを繰り返す
え、何?どういうこと?
真慕のお腹に触っていいの?
今日の夜に、真慕のお腹に触っていいの?
それはどういうこと?
直接肌に触れていいってこと?
でもどうして?
頭の中に沢山の疑問が浮かび上がってきて、でもそれ以上に自分の中の自分が「真慕に触りたい」って騒いでいる
「…………え…えっち、の…練習」
─── ボンッ
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