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「違うの?」
「ち、ちが…っく、ないけど、!」
けど…!
「なんでそんな照れるの?あ、もしかしてやった?」
「っ! あ、絢の羞恥心どこ…っ」
「うける」
なんでそんな照れるの?ほんとにもうしたの?と詰め寄られぶんぶんと首を振る
絢は したら教えてね。なんて言ってきてなんで!?と思ったけどもう恥ずかしすぎて声が出ない
どうして俺のそんな恥ずかしい話聞きたがるのやめてよ…
この話やだと言っても面白いおもちゃを見つけたみたいに聞くのを辞めてくれない
「ゆ、ゆきさんとはどうなの」
とにかく俺の話はもう、と必死に考えて出た言葉はそれだった
「えーゆき?…あ、なに興味あるの」
絢はいつになく楽しそうだ
俺のことからかって遊んでる?
「…も、やめて。」
「ふは、ピュア過ぎて可愛い。顔赤い」
つん、と頬に触れられると絢の指は冷たくて自分がどれだけ顔に熱を集めているか分かる
「照れすぎ。そんな恥ずかし?」
「恥ずかしいよ…だって俺、見せられるほど綺麗なものなんてどこも無いから」
足だって、手だって、お腹だって、背中だって。どこだって見せられるほど綺麗な場所なんてひとつもない
それを好きな人に見られるなんて、恥ずかしいに決まっていた
…足だって広げないといけなくて、お尻だって見せないといけないし、その、あれだって…
「真慕別に太ってないじゃん」
「そ、ゆうことじゃない」
見られる、というのは本当に俺は…俺にとっては、恥ずかしい行為。
触られるとなれば尚更だった
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