アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
175 side葵
-
side葵
夜、俺はまた真慕にいけない事をしようとしている
前回触れた時よりも真慕は緊張、というか照れているようで触ろうとすると避けられてしまう
もしかして絢ちゃん、真慕に何か吹き込んだ?
頭の中でぴこん、とデコピンしようとしたら頭の中の絢ちゃんはいたずらに成功した子供みたいに笑った
「真慕、大丈夫。無理にはしないよ?」
ベッドの上で何もしていないのにピクピクと震える真慕に苦笑する
前回お腹を触らせてもらって、予想以上の細さとか白さとか、色々くるものはあった
しれっと耐えた俺は偉い。
「真慕、まも。」
「…なに」
大好きだなぁ
真慕はある程度俺になら触られてもいいと許してくれている
その事実だけで全身が熱い
だから今もベッドの上で暴れもしないで恥ずかしそうに横になっている
「嫌になったら嫌って言える?」
前もって言ってみれば途端に不安そうな顔をした
「…なにするの」
さっきまで俺の手で遊んでいたのに今は警戒したようにじ、と見られる
「ここ、触りたいなって。ダメ?」
ここ。と服の上から真慕の胸にとん、と触れた
「っ、そこ…は」
「嫌ならしないから大丈夫だよ」
これは少し意地悪な質問の仕方だ
「絶対痛くしないし少しだけ。」
いい?と聞けば真慕は少し辛そうに俯いた
自分の髪を引っ張って顔を隠している
照れているのではなく、頭がいっぱいになってしまったようだ
「ちょっと辛いかな」
抱き上げて、ごめんね。と謝る
真慕はふるふると首を横に振るけど、少し泣きそうなのには気づいていて、これ以上無理にするのは無しだなと自分の中で思いとどまる
今日はちゃんと眠るまで傍にいよう
真慕は俺のために頑張ってくれたんだから。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
175 / 375