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「頑張った 頑張った」
「…頑張った?」
「うん、とーっても頑張ってくれた
ありがとね」
服から手を抜き、お礼を言う
真慕は分かりやすく嬉しそうに頷いた
「気持ち悪いところない?」
「…ん、大丈夫。」
額にはうっすらと汗をかいていた
心拍数的なものもあるのだろう
そのドキドキが何かのタイミングで当時の嫌な緊張感と重ならないとも限らない
とにかくそうなってしまってからでは遅いと、ソファに座らせてリラックスできる体制をとってもらう
それからとびきり甘やかして、たくさんありがとうと言葉にした
少しすると心臓の音も落ち着いたようで、いつもの様にへにょ。とケータイを弄りはじめた
…うん、大丈夫そうかな。
よかった。
へにょへにょ真慕かわいい。
このへにょ感はとても可愛いから誰かに見せたいけど誰にも見せたくない
そんな矛盾した気持ち。
あぁ。それにしてもさっきの真慕は可愛かった
これはもし本番が訪れたとしてある意味俺がパニック起こす説さえでてきた
可愛すぎて訳が分からなくなりそうだ
そんな情けない姿真慕には見せられないから、と自分に言い聞かせた
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