アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
230 宿案内
-
旅館に着くと直ぐに荷物を預かってくれた
そのまま部屋に向かい、少し説明を受ける
部屋は俺と葵。
ゆきさんと絢の泊まる部屋の2部屋だ。
この宿ではより快適にっていうので、こちらの事情を聞いてくれる制度があるらしく、説明の段階で問われた
葵が少し人が苦手だということを話すと宿内の共有スペースが空く時間や室内露天風呂、部屋までの食事の配膳、色々教えてくれた
ゆきさんは絢の目が悪いということを話していて、手すりは部屋まで続いているからそれを触りながら目印にすると良いとか、夜でも廊下は足元灯をつけていること。極力バリアフリー用に段差は少なくしているなど、絢の目にも優しい宿だった
「じゃあ30分後くらいに玄関あたり集合にする?」
「はい」
眠そうな絢を見つめるゆきさんの目は優しかった
手を引いて向かいの部屋に入っていった2人をみて俺と葵も部屋に入った
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
230 / 375