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245 sideゆきひろ
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sideゆひきろ
そのまま力が抜けるようにストンと眠りに落ちた
やっぱり無理させたかな。
そうは思うけど今日の夜も触れたい
別に絢の体目的で付き合っているわけでは断じてないけれど、本当に俺は彼のことが大好きなようでことある事に触れたくなって仕方ない
それは髪に指を通す様な些細なことから、身体を貫くようなことまで。
「元気になれ〜」
朝まで無理を強いた俺のせいなんだけれど。
おまじないのように小さく唱えながら綺麗な紫色の髪を撫でる
触れる度にさらさらと指先からこぼれ落ちていった
先程絢は何か考え込むように目を伏せていた。少し元気がないように見えたし心配だ
とりあえず今は寝て、元気になって。
元々不眠気味なのに昨日は申し訳ないことをしたかな、なんて今更ながらに少しだけ反省した
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