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「ごちそうさまでした」
夕食は豪華で味も評判になっているだけあって美味しかった
季節のものも多く取り入れられていて、来る時期によってもだいぶメニューが変わるのだろう
そうなると時期をずらしてまた来てみたいという考えになる
葵とは飲みに外食したことはあったし、絢とは日常的に食事を共にしている
初めてだったのは真慕。
彼は一口がかなり小さくて、食べている合間も箸を置きがちだった
パッと見「食べた?」というレベルで何も変わっていない
けれど葵は「いっぱい食べれたね」と嬉しそう
固いものは好まないのか葵にあげていたし、食べること自体があまり好きではないのかもしれない
以前葵が「食事には本当に気をつかっていて」という話をしていたのをぼんやり思い出して納得する
絢はと言えば相変わらずマスクの下からの食事。
基本話しかけないと大人しい絢は静かだった
でも美味しかったようでたまにスマホで料理を写真に収めていた
食事を終え、このまま少し外に出て散歩をしながら真慕達が昼に見つけたというBARで軽く話なんかしながら飲もうかという話になってそのまま宿を出た
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