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そう言ってもらっても、すぐに不安になるのが俺のこのめんどくさい性格。
ゆきはもう黙っていて欲しい状況だろう
浴衣を脱がせて、前戯に入って。
なのにさっきから俺はゆきに
「可愛く笑えない」
「体調も直ぐに悪くなる」
「秒で病む」
そんな自分の情けないところを次々と言ってはゆきに「そんなことない」「大丈夫」「好きだ」と慰めてもらう
こんなめんどくさい事をこの期に及んで言ってしまってもゆきならそうやって安心する言葉をくれるとどこかで思っていて、だから言ってる
言って欲しいことを言ってもらうために不安要素を口にする俺は本当に性格が悪い
未だ緩い涙腺のままされるがままに身体を差し出す
ゆきに触られると安心した
やっぱりこの行為は分かりやすくて安心する
「寒くない?」
「…いいから、っ」
早く挿れて、激しくして欲しいのに。
そんな優しさをみせられると、今までの人とは違うんだと嫌でも気付かされる
今日はいつにも増して優しい
弱っている今の状態にこんなにも欲しい言葉をくれて、優しく触れられたら益々離れたくないと思ってしまうに決まっていた
こんなに足らないところばかりの俺なのに。
「お前さ、気づいてないかもしれないけど笑った顔すげー可愛いよ」
抱きしめられて頭を撫でられる
…ゆきに触れられるのは、心地いい。ほんとに落ち着く。
「やっと力抜けてきた。よしよしーいい子 いい子」
適当に褒められて、そんな言葉でもむず痒くて目を逸らす
再度開かれた足に顔に熱が集まった
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