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「っま、て…ゆき…音した…やだ、やめて」
いやだ、やめて。絢は途端にそう言い出して布団が動く音が聞こえた
…嫌なんだな。見られるの
した事ないの?なんてからかってきたときの表情を思い出す
ゆきさんは絢の深い部分許されている唯一なのだろう
「俺いいから、外見てきて」
カチャカチャと音がして、それから扉が開く
そこにはびく、と怯えてしまいそうなほど大人っぽくて気怠げなゆきさんがいて、目が合うと途端に涙がぶわっと溢れた
「あー、見ちゃった?」
「ご、…っごめ、なさい……わざとじゃ、なくて…っ」
咄嗟に謝罪の言葉が出た
言っているうちに頭が回ってきた
「いいよいいよ。大丈夫気にしないで。
逆に大丈夫?」
「…っごめん、なさい…!」
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