アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
278 side真慕 特別。
-
side真慕
「ゃ、…んっ」
「真慕、好きだよ」
「ま、っ…まって、…だめ、ぇっ」
葵に好きだと言われて嬉しくなった
今までずっと気になっていた同情からくる気持ちなんじゃないかってこともちゃんと伝えられて、違うって返してもらえて。
だからきっと調子に乗ったんだ
調子に乗って俺は葵にいいよってしてしまった
いつも優しいのに「触らせて」って言ってきた葵はいつもよりなんだか、こう「男」って感じがした
と思ったらいつもみたいに優しく髪を撫でてくれたり。
するすると服は脱がされていき、優しいキスが沢山落とされる
キスは実は何度かしていたことがあって、でも、それでもドキドキと心臓がうるさい
口にされているわけじゃないのに直ぐに俺の心臓はうるさくなる
こういうのって、こんなに突然始まるんだ
「1回出してみる?」
そんな言葉の後、性器に自分とは違う体温の大きな手が添えられてそれだけでビク、と腰が震える
怖い、そう感じるのは先程から一瞬だけだった
触れられた瞬間。その時ばかりはヒクと喉が震えて息が詰まる
でもそれ以上に直ぐにかけてくれる声とか、恥ずかしい場所に触れる手の乱暴じゃない動きとか、少し触られていると段々とただ恥ずかしい気持ちだけが膨らんでいく
「真慕、可愛い」
「…か、かわいくない」
えー?可愛いよ、と葵は少し手を早める
自慰も滅多にしない俺にとって、それはあまりにも強い刺激ですぐに呼吸がおかしくなる
待って、と腕に触れれば直ぐにその刺激は弱まった
「ごめん、強かったね」
「っ、じんじん…て、痛いから…ゆっくり、して?」
葵は珍しく俺からフイと目線を逸らした
それから一呼吸置くと赤い顔をして「うん、わかったよ」とやさしいキスをひとつくれた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
278 / 375