アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
祭りの後
-
「ふぅ、流石にノアちゃんとはいえ、死体は重たいねぇ…」
ずる……ズルズル…
ドサッ
「はぇ〜。ここ暗いし臭ぁい。けほっ…ねぇ、これで良かったの?
透…」
【いや、実(みのる)様?】
「!」
僕は暗い洞窟の様な場所で、小さな電気だけで本を見ていたご主人様に声をかける。
「ウィル、ありがとう。」
ご主人様はノアちゃんの死体を見てニヤニヤしていた。
僕は、最近ご主人様の使い魔になったばかりだから知らないけど
元々、ノアちゃんは実様の奴隷だったらしい
「あぁ、ようやく手に入った…はははっ。やっぱりあの本は買って正解だったな。」
たまたま入った古書店にあった本。
それを買ってから実様は狂ったように部屋に篭っていた。
僕は思う。こんなちびっこい奴に何か出来るのか…??魅力があるのか?
全く酔狂な人だ。
「…そうですね。こんなに上手くいくとは思っていませんでした。」
あ、でも!
戦った時のかかったノアちゃんの血は美味しかったなぁ…
「…実様。」
「何だ」
「僕も味見していいですか??」
またあの血が飲みたい
「……ふん。まぁ良いだろう。計画が終わればな」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 23