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「レートちゃん。大丈夫?」
「はぇ…??」
ウィルに声をかけられてレートは目が覚めた。
レートの目はとろん…としていて今にも寝そうだ
「あ、あぇ…?僕寝てた?」
「うん。急にぼんやりしだしたから、まだ調子悪かったかな…?」
ウィルは心配そうにレートを覗く
さっきまでは眠気なんか来なかったのになぁ…
ウィルと話しだしてから凄く眠くなってそれで
「もうちょっと寝る?」
ウィルは優しい声で僕に語りかけてくる。
その声にまた眠気が襲ってくる
ウィルは寝そべった僕に毛布をかけ
「レートちゃん。悪い夢を見ないようにおまじないをかけるね?」
と言った
「おまじ…ない?」
「うん
ボクが悪い夢をやっつけてあげるよ」
そっかー…悪い夢をやっつけてくれるのか
じゃあ、いっか。
眠さで思考が働かず意味もよく分かっていないが
レートはその言葉に頷いてしまった
目が開けられなくなってきてもうウィルの顔もぼやけた時…
「バイバイ。ノアちゃん」
そんな言葉が聞こえた気がした
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