アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
深い夢
-
目を開けるとお姉ちゃんが僕の腕を掴んで走っていた。
目を閉じると真っ暗な世界で一人走って居るようにも思えた。
僕は目を閉じるのが嫌いだ。
目を閉じている時に君が居なくなってしまったらどうしよう。
と不安になる。
いつも側に居てくれるから僕は
いつか君が消えてしまうなんて考えていなかった。
「もうすぐで夕日が見えるからね?」
ほら、、、。
そう言って僕を安心させてくれるんだ。
「疲れてない?大丈夫?」
「あっ、、うん。大丈夫」
気遣ってくれることに思わず笑みを浮かべた。
こんな事、、昔はなかったから、、。
いきなりお姉ちゃんが走るのをやめたかと思うと、、。
「こらっ!また考え事してる!」
「あっ、、ごめんなさい、、」
「いいんだよ!私が考え事させないようにするから!」
「、、、うん!」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
48 / 110