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見えない壁7
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「セト、、ごめんね?」
「、、、、、」
「僕はいつもセトに迷惑かけてばかりで、、
秘密にしたいこともあるんだよ、、」
「、、、カ、、、、ノ、、、」
「ん?」
「頼むから俺を頼ってほしいっす!秘密にしたいことはしょうがないんすけど、、、。
俺は、、カノの役に立ちたいんす!」
俺はカノの役に少しでもたてるように毎日努力してたっす。
それでも、、、、、、。
最近カノが俺を頼ってくれなくて
すごく悲しかったんす。
だから、、、だから、、、、
「お願いだから、、、一人で悩まないでほしいっす、、、、。」
「セト、、、。」
「カノが悲しかったら俺も一緒に泣くっす。
カノが怒ってたら俺も怒るっす。
カノが嬉しそうだったら、、、もっとえがおにさせたいっす。
だけど、、、俺はまだまだ未熟で、、。
カノの気持ちが読めなくて、、、
それでも、、、それでも、、、、
笑わせたいって、、、、
幸せになってほしいって、、、、。
精一杯にがんばってたんす。」
「セト、、、、ごめん、、、ごめんね!」
カノが気づいたら俺を抱きしめていたっす。
俺は震える手でカノを抱きしめたっす。
今頼りにしてくれてるんすね。
そう考えたら、涙が出てきて、
子供みたいに泣いたっす。
「カノ、、、これからは、、頼りにしてほしいっす。」
「うん、、、。」
「俺を心配させないでほしいっす、、、。」
「うん、、、。」
「カノが、、好きっす。」
「僕も、、、セト、、好きだよ、、」
格好悪いな、、僕、、、
泣いてるなんて、、。
謝る為にきたのに一緒に泣いて、、、
格好悪いな、、、。
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