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第四章 永遠に②
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全てを奪うような、荒々しいキス。
「んっ……ふぅ…」
蓮の背中にしがみつき、蓮のキスを受け止める。唇が離れ、チュッと音を立てて首筋にキスの雨を降らしながら、蓮の手がシャツの裾を手繰りあげる、
「ち…ちょっと、蓮。ダメだって!」
無理矢理顔を引き剥がすと
「ハル…、今ここでヤラせてくれないなら、カウンターで触りまくるけど?」
目を座らせて呟かれる。
そして話しながらも、僕の身体に触れる手を止めない。
胸の乳首に指を這わし、乳首が立ち上がると舌で舐め回す。
「あっ……」
小さく漏れた声に、蓮がニヤリとヤラシイ笑みを浮かべる。
「ハル…声えっろ…」
乳首に舌を這わせたまま、蓮が笑う。
「やぁ……、舐め…ながら…喋ん…な」
必死に絞り出した声に、蓮は返事の代わりに音を立て乳首を吸い上げた。
「あぁっ……」
仰け反った僕の腰を抱き、蓮は熱く猛る蓮自身を僕自身に擦り着けて腰を振る。
「ハル…ねぇ…ダメ?ハル…」
甘く囁かれる声に首を横に振る。
いつの間にかズボンの前をくつろがせ、蓮は見せつけるように自分の指を舐めて僕の後孔へと触れる。
蓮は着衣を乱す事無く、ファスナーを降ろされて下着が見えている状態の僕自身に腰を進めて擦り着けたまま、下着に手を差し込んで「つぷ」っと後孔に指を沈める。
「あぁっ!」
思わず声が上がると、蓮の指は慣れたように僕の中を掻き回す。
無意識に腰が揺れて、蓮の動きに合わせるように僕自身を蓮自身に擦り付ける。
「ハル……、良いだろう?少しだけ…、ね…」
ねだるような甘い声で蓮が耳元に囁く。
指が2本3本と増える頃には、理性なんて溶け落ちてしまっていた。
(もっと奥…深い場所に…蓮が欲しい)
答える代わりに、蓮のベルトを外してファスナーを下ろす。
すると既に熱を持った蓮自身が、勢い良く飛び出して来た。
「それは…OKって事だよな…」
荒い息を吐く蓮はそう呟くと、僕の身体を反転させてバックの姿勢を取る。
そして何故か下駄箱を開けると、ローションを取り出して僕の後孔へと垂らす。
(お前!何処に何入れてんだよ!)
思わず睨み上げた瞬間、蓮の切っ先が僕の後孔の入口にあてがわれた。
「ハル…入れるよ…」
切羽詰まった声が聞こえたと同時に、「ズン」っと激しい衝撃と共に一気に挿入された。
「はぁ……!」
あまりの激しさに息を飲むと、ガツガツと蓮の腰が激しく揺れる。
「ハル…ハル…」
名前を呼ばれ、肉が当たる「パンパン」っという卑猥な音が響く。
腰を捕まれ、引き寄せるように蓮の動きに合わせて動かされる。
激しく突かれたかと思うと、腰を押さえたままで最奥をグリグリと擦られる。
「や…ぁ…!…蓮、い…ぃ…っ…。」
仰け反った僕の唇に、蓮の唇が重なる、
「あっ……っ!あっ……っ…」
口から出るのが喘ぎ声だけになる頃、蓮の動きが早くなる。
「あっ、あっ、あっ…んぅ…あっ…もぅ…蓮…ダメぇ…。いっ…イクぅ…っ」
全身がガクガクと震え出し、僕の中の蓮を締め付ける。
「くぅ…ハル、ハル…ハル…!」
何度か強く突き上げられ、お腹の中で蓮の迸りが爆ぜるのを感じた。
僕が蓮に腰を捕まれたまま脱力すると、背中に蓮が覆いかぶさって来る。
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