アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
28
-
城崎が人差し指の第一関節まで埋めて、一度動きを止める。
「先輩、大丈夫?」
「ん…、変な感じだけどこれくらいなら…」
「よかった。少し動かしてもうちょっと進めますね。」
くるくると円を描いて、また押し進められる。
何これ。ゲイの女役ってどうやって気持ちよくなんの?
なんだかんだ気持ちいいのかと思ったら、全然気持ちよくないじゃん。
「今第二関節まで入りました。痛くないですか?」
「違和感はすごい。」
「先輩のイイ所早く見つけますからね。そしたら、きっと気持ちいいですから。」
「わ、わかった……。」
絶対ないよ、気持ちいいとこなんて。
やっぱりホモAVとかああいうの、演技なんだな。
学生の頃、罰ゲームでレンタルショップに俺が借りに行かされて、一度だけ見たことある。
興味なかったから記憶は曖昧だけど、挿れられる方が喘ぎまくってたのは強烈すぎて覚えてる。
「なぁ、城崎。やっぱり気持ちよくなんて…」
「あ、これだ。」
「?!」
城崎の指がコリコリと俺の中のある部分を擦ったとき、ゾワゾワと変な感覚に襲われた。
え、いや、なになになになに?!
「城崎っ!」
「はい?」
「一回抜いて!!」
「えぇ…?気持ちよくないですか?」
「早く!!」
城崎は俺の中から人差し指を抜き出した。
そして首を傾げる。
「おかしいですね。」
「おかしくねぇよ。俺が正常だろ。」
「いやいや、今のところ前立腺って言うんですけどね。男性版Gスポットって言われるくらい気持ちいいはずなんですよ。女性でいうクリトリス的な。」
「う、嘘だ!」
いや、まさか。
でもたしかに、さっき思わず抜いてと叫んだが、ゾワゾワって感じるに近くないか…?
そんな俺の内心もつゆ知らず、城崎は小首を傾げながらもう一度右手にたっぷりのローションを垂らした。
「先輩、もう一度だけチャンスください。」
「い…いけど……」
城崎は「よしっ」と意気込みながら、俺の股間に手を伸ばした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
28 / 1045