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陽が落ちた頃には街の灯りがぽつぽつと輝き始め、夜景に目を奪われる。
「綺麗…」
窓に張り付いていると、後ろから城崎に抱きしめられ、首筋を舐められる。
身じろぎして城崎の方に向き直ると、城崎はとろんとした目で俺を見つめていた。
「早く、先輩の全部が欲しいです…。」
「う、うん…。」
「お湯、もう溜まってると思うので。」
「先入ってて。すぐ行くから。」
「はい、待ってますね。」
城崎は俺の唇にキスを落として、風呂へ向かった。
き…、緊張する…!!
持ってきた新しい下着を持って脱衣所へ向かうと、ガラス越しに体を洗う城崎が目に映る。
こんな明るいところで裸見るの初めてだし、見られるのも照れ臭い。
あいつ、本当良いカラダしてるな…。
脱衣所には既にバスローブが並べて用意されていて、城崎が準備してから入ったのがわかる。
俺は恐る恐るバスルームへ足を踏み入れた。
「先輩。」
「そんなジロジロ見んな……。」
「無理です。よく見せてください。」
フェイスタオルで隠していた気持ち程度の抵抗も、あっさりと城崎に暴かれる。
腕引かれ、城崎の上に座った。
目の前の鏡には、裸の城崎と、その上に座る裸の俺。
俺の顔は真っ赤だ。
「先輩、林檎みたい。」
「うるせぇ…。」
「全部、体の隅々まで綺麗にしましょうね。」
「ひっ…」
お湯をかけられた後、もこもこと立った泡で全身を洗われる。
城崎の掌が俺の肌を滑り、ビクビクと体が痙攣するように跳ねた。
「先輩、毛は薄めなんですね。」
「気にしてること言うな…」
「可愛いです。肌も綺麗。アラサーとは思えない潤いですよ?」
「いちいち言語化すんな、馬鹿っ……」
腕や脇、腹筋や脇腹から太腿へ向かって城崎の手が降りていく。
「ここも、綺麗に洗いましょうね。あと、後ろ少しだけ解しますよ。」
「あっ、ま、待って…」
「待てないです、俺。」
「ひんっ…!」
城崎のヌルヌルした掌でチンコを掴まれて、変な声が出る。
亀頭から陰茎、陰嚢まで丁寧に洗われ、城崎の手はお尻の方へ進んでいった。
人差し指が肛門の周りをくるくるなぞり、石鹸の滑りを利用して中へ入っていく。
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