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図書館の隠し部屋
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桜田学園の図書室は図書館と言えるほど大きく、
えげつない位の本がある。
その図書館には僕しか知らない僕しか入れない部屋がある。
僕は図書館の一番端の本棚をそっとずらす、するとそこにはドアと鍵穴がある。僕はファンタジーに出てきそうな鍵を使ってそのドアを開ける。
そしてそっと部屋の中に入る。
部屋にはシングルベッドとテーブル、本棚に、キッチン、トイレにお風呂がある。
この部屋はまだお母さんとお父さんが生きていた頃僕の為にと作ってもらった部屋なのだそうで、
本当にお母さんとお父さんは凄い人なんだと思う。
入学して最初に知らされた時は物凄くびっくりしたけど今となっては学園で唯一安心できる場所になっている。
「はぁぁぁぁぁ」
僕はベッドに寝転がり盛大にため息をついた。
今年は本当にとことんついて無さすぎる……
凄いアイドルグループのEvening starの人と同じクラスになるし、ファンの方々からはものすっっっごく罵倒されるし(慣れてるけど)挙句の果てにはパーティー創設委員会になるし…………
しかも高峯君と一緒だしっ、泣
「なるべく目立たない様にしたい……のに」
まぁ、もう確実的に無理なんだけどねっ!
そんなこんなで今後どうするか考えていたら予鈴が鳴った音がしたので教室に戻ることにした。
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