アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
沙藤の爆弾発言side.高峯明斗
-
なんで俺の事を避けているのかと聞けば、"俺の評価が下がるから"だと言う。
思わず"は?"っと声が出てしまう。
すると沙藤が慌てた様に話し始める。
「たっ高峯君も知ってますよね!僕が周りから良くない評価受けてるの、僕は良いんですけどっ、そのっ僕なんかと一緒に居て高峯君までが悪い評価を受けたら嫌ですし、その、たっ高峯君のことが好きっ、だから僕のせいで周りの評価下がっちゃうのは嫌でっ、ぼっ僕のせいで嫌な思いしてたらすいませんっ!」
……………………………………え。
今俺の事好きってい、った?
夢じゃない、よな?
「本当に?」
「……え?」
「俺の事好きって」
なんの事かようやく理解したらしく沙藤の顔は真っ赤に染まっていった。
「…………あ、あ、ごめんなさいっ!」
「あっ、ちょ……」
沙藤はそう叫んだあと逃げるように隠し部屋を出ていってしまった。
まじか…………嬉しすぎる。
俺はどうしても緩む顔を抑えられないでいた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
22 / 34