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166 after story 52
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交代ってなんだっけ、何話したっけ。
あの日、カウンターで・・・
『あ、運転?!』
忍はぐすぐすと鼻を鳴らしながら、首を傾げた。
「うんていってなんですか?」
『いや、うんていじゃなくって、運転!おれがあの日話したのは、交代で運転したりするって話で!』
風見は頭を抱えた。
絶対、ダメだ。
このふたりだと話がおかしくなる!!
「運転ってどんな体位ですか?」
『体位って何?!ブーブーの車だよ!』
「ぶーぶーのくるま?」
『car!』
「かー?」
漏れ聞こえる会話に、歩も頭を抱えていた。
・・・なんなんだ、これ!
やっぱこれ、忍が勘違い爆走してる!!
で・ん・わ・か・わっ・て!
口パクで忍に伝えると、忍は涙目のまま、ぽかんと口を開けた。
「そんで触って?」
「違うッ!電話代わってっつったの!!」
『触ってってなに?!あ、暁さんダメ!まだ途中ッ!・・・あっ、んんっ!!』
小夜の手から風見は無理矢理スマホを取り上げた。
高く上げると、小夜はジャンプしてスマホを取り戻そうとして声を上げた。
その声を聞いた忍は、パニックになった。
「やだ、挿れてる途中だったの?!」
「んなわけあるかい!杉さんたちは、んな状態で電話してくるはずないだろっ!」
ペシッとデコピンして、歩は忍からスマホを取り上げた。
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