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181 after story 67 ※
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歩さんの舌が、ぼくの左耳を舐めて差し込まれる。
濡れた音しか聞こえなくなって、吹き込まれる吐息に腰に力が入ってカクッと揺れた。
彼の指がシャツ越しに立ち上がった乳首を捏ね始めて、ぼくは耐えられずに声を洩らした。
「ぁ、ぁ、ああ・・・っ」
首筋はダメだ。
勝手に腰が動きだしてしまう。
動くと大切な部分が歩さんの体に押し当てられて、すごく浅ましい人になったみたいに感じた。
「ゃ、そこ、やだ。」
「・・・感じてる。可愛いよ。」
潤んだ瞳で見上げると、歩さんは首筋から唇を離してくれた代わりに息まで吸い取られる程激しいキスを繰り返した。
酸素が足りなくて、苦しくて。
でも、絡み合う舌が痺れて気持ち良くて。
探られる乳首や脇腹のゾクゾクとした快感に声を上げたいのに、それすらも吸い込まれて。
こんなキス、初めてだった。
絡み合うそこから濡れたイヤラシイ音が鳴り響き、頭を痺れさせていく。
いつの間にか首元までたくし上げられたシャツのむず痒い感触に背中をあげると、抱き起こされてするりと剥ぎ取られた。
「はっ、はっ・・・!!」
唇が離れた隙に大きく息を吸い込むと、くるりと反転させられて四つん這いにさせられた。
背中にピッタリと歩さんの体を押し付けられて、熱くて重くて、プルプルと腕が震えた。
無防備に晒された乳首を捏ねながら、彼はぼくのズボンのボタンを開けていく。
敏感になった下半身は、すでに期待に濡れていて、ゆっくりと降ろされるファスナーの音がもどかしくて、下着の中で頭を振ったのが分かった。
「ああっ!!」
下半身の動きに集中していたぼくは、不意に引っ張られた乳首に思わず声を上げた。
「ああっ!!あ、ぁん、・・・んっ!」
乳首と、下の大切な部分は直結しているのかもしれない。
引っ張られた瞬間、思わずイキそうになったからだ。
痛みを癒すように今度は優しく捏ねられて、はあはあと激しく肩を揺らした。
ファスナーを下ろしていた手が離れ、お尻に直に回ってきたそれは、ゆっくりと下着ごとズボンを下ろしていく。
すでに下着から顔を出して、割れ目をひくひくと動かしているソレは、もうすぐ着衣から解放されることを予期して、たらりとカウパーを滲ませた。
お尻のカーブに沿って、落とされていく服。
不意に小指が奥の窄まりに当たって、ぼくは体を震わせた。
引っかかって痛くならないように、その手は股から前へと回されて、袋のあるあたりを通り、濡れてしまった下着部分を引き離していく。
優しいタッチすぎて、もどかしくて。
思わずその手に押し付けると、カリッと耳を噛まれた。
「ンンッ!」
「待って。全部脱いだらお風呂に行くよ。」
「あ、ぁ・・・や、触ってほし・・・」
もう限界だった。
もどかしくて、泣きたくなったぼくの耳に入ってきた言葉に、ぼくは全身を震わせた。
「いっぱい触ってあげる。ここも・・・この奥も、全部。」
ふいに腰を掴まれ、引っ張られた。
「痛くないように、お風呂で柔らかくしよう。・・・大丈夫、優しくする。」
歩さんの胡座の上に座り込む形で囁かれて、ぼくは膝で止ったイヤラシく濡れた下着の内側を見たまま、うん、と小さく同意した。
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