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「はず、して……や、乳首、嫌……」
「本当に嫌ならセーフワードを使えばいい。その代わり、君が欲しいだけのGlareはあげられない」
「そん、な……やだ!」
──『本当にナギの嫌なことはしないから』って言ったのは何だったんだよ……っ。
痛みが快感に変換されていく感覚に、汐はいやいやと首を左右に振った。
今すぐにセーフワードを叫んでしまいたい。
けれど、汐が命令に従った分だけ、深見からご褒美をもらえる。
もどかしくも、綱渡りのような状況に、自分は間違いなく興奮している。
「Crawl(四つん這いに). 僕の膝の上に」
「そ、そんなの……できない」
──今動いたら……もっと、気持ちよくなっちゃう……。
深見を止められるのは弱々しい拒否の言葉ではなくて、『パパ』だ。
硬直したままでいると、深見は左右の間でぷらんと垂れ下がっている鎖を、指で弾いた。
胸の先に負荷がかかり、汐を苦しめる。
ぐいっと下方向にひっぱられ引っ張られ、汐は膝の上へCrawlの体制を取らされた。
蜜に濡れる先端が、深見の紺のスーツと擦れる。
「あっ、あぁ! あ……」
頭の中は、胸でじんじんと熱を伴う痛みと、深見の上等そうなスーツを汚してしまった罪悪感でいっぱいになる。
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