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初めて汐が懇願し、望んだプレイ。それを深見が今から叶えてくれる。
そう思うと、いまだに胸を締めつける痛みも、これから与えられる痛みも、愛おしく感じられる。
空気を裂くような鋭い音に遅れて、ひりひりと灼熱を伴う痛みがやってくる。
感じているのはそれだけじゃない。
一回、また一回と深見の手で強く打たれる度に、先走りが滴り落ちる。
許容出来る程度の痛みだと分かり、汐は抵抗しなかった。
「あっ! あ……っ! あぁ……ん!」
今度は声が漏れるのが恥ずかしくなって、自らの口を手で覆った。
始終を見ていた深見が、今までにないくらい優しい声色で問いかける。
「大丈夫か? 無理そうなら言いなさい。セーフワードは使わなくてもいいから。Say(言って)」
吐き気がするほど嫌だと思われたのだろうか。汐は首を振って否定する。
「ちが、うの……きもちよくて、へん……。何で、痛いのに、きもちいいの……?」
「どうして欲しい?」
「もっと、たくさん……お仕置きしてほしい……。誠吾さん……もっと、いじめて」
ふっ、と思わず漏れたような笑いが耳に届き、深く安堵した。
深見の手のひらへ押しつけるように、尻を高く掲げる。
「Open(口を開けなさい). 噛まないように舌を転がしてごらん」
「……んっ、ひゃ……っ! ふ、あ、あぁっ」
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