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「そんなの、もうやりまくりだから! 誠吾さんめちゃくちゃ上手で……」
「本当ぉ? 言っとくけど、お互い出すだけじゃないからね。ちゃんと挿れるまでがエッチだから」
「い、言われなくても、知ってるけど!?」
出会いの夜には、島長の言うような関係まで漕ぎ着けていない。
身体の中に入ったアルコールと率直な内容の会話に、汐の肌はどこも真っ赤だった。
実践経験こそないものの、島長やネットから拾った話で、おおよそどんなことをするのかは想像出来る。
汐も島長も恋愛対象は男で、どちらからともなくカミングアウトした。
その頃はまだ高校生だったし、相手は自然と自分達より年上ばかりになった。
「何か安心したぁ。汐も俺の知らない間に大人になってるんだね。このままずーっと処女のままかと……」
「は……は!? し、処女じゃないから! 一応それなりに経験してる……っ」
「あはは。そういうことにしといてあげる」
「それなりって言ってるだろっ。瑞希みたいに誰とでもするようなビッチじゃないんですー!」
偽装してみても、島長には全てお見通しのようで。
汐は悔し紛れに友人の恋愛遍歴をなじった。
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