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「僕のせいだな。汐君はGlareが効きにくい体質だと思っていたから」
「え、そうだけど?」
「気付いてない? 初めて会ったときより、Glareは強く出してない」
「あ……」
深見が汐の肩に頬を寄せる。
より身体が密着し、汐は緊張で全身を強張らせた。
Glareの細かい強弱は、Subの汐には分からない。
ただ、客観的に見て、深見の出すGlareのコントロールは的確だと思える。
「……せっかく、誠吾さんに会えたのに。プレイ出来ない」
しおらしくしゅんとなる汐の両腕を、深見は胸の前へ持ってくるよう指示する。
「Stay(そのまま). そう、いい子だね」
「な、なに……」
汐の細い手首を、深見は片手でぎゅっと纏める。
そうして、外周を指でなぞった。意図が分からず、汐は困ったように仰いだ。
「汐君のここはリボンで縛られてる。それほど強く結んでいないから、汐君の力で簡単に解ける」
目に見えないリボンを、まるで実物が見えているかのように、深見は淡々と説明をする。
「あ……ん」
シャツの上を深見の手が這い、汐は身を捩った。
こそばゆいというよりは、閉ざした官能を呼び起こす触り方に、息が乱される。
やがて、内側でつんと尖り始めた箇所を、深見の指先に見つけられる。
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