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「朝妻は会社に莫大な利益を生んでくれているんだし、これから真吉一家にとって大切な人になるしな!」
社長はクスクスと笑うけど、俺は首を傾げる。
「それに朝妻はヘッドハンティングされまくっているんだろう?」
その言葉に苦笑いして、俺は曖昧に頷く。
転職はできない、という契約は他の会社にも伝わっているはずなのに、俺の噂を聞いた他社の人間が絶え間なく俺の元に訪ねてくる。
急に知らない人が家に訪ねて来たり、電話もかかってくる。
会社を出たら、名刺を持って声を掛けられるなんて日常茶飯事だ。
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