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「あの億ションに、蓮ちゃんは引っ越したんだ!?えー!いいなっっー!!行ってみたいー!!っていうか、俺も住みたいなっっー!!」
楓さんは俺に向かって意味深な笑顔を浮かべる。
「……。…あの…、…楓さん、あそこのマンションは有名なんですか…?」
「そうだよ!超有名っっ!!真吉一族しか住めない億ション!!知らない社員はいないって!」
「……。…社員だけど知らなかった…」
なんかちょっとショック…。
「IT課は巣籠もり状態で、俺達と住んでる世界が違うから!IT課の社員は知らなくても仕方ないって!!だから気にしなくていいって!!なっ!」
IT課の皆さんが聞いたら落ち込むような言葉を、楓さんは笑顔で言って、純也と俺を抱き締めたまま俺の背中を擦る。
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