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響平さんがふと真剣な表情になる。
「俺が、蓮先輩の事を好きだってわかっていますよね?」
「……それは昨日、わかりました。でも俺は…、」
俺は顔を下に向ける。
「ご両親が好きな事は知っています。俺の気持ちをわかってくれていたらいいんです」
と響平さんは平然と言う。
「それに今から蓮先輩を口説きますから、大丈夫です!」
「大丈夫って……」
「こうしてるのは嫌ですか?」
俺は首を傾げる。
「何がですか?」
俺の言葉に響平さんはフッと笑う。
「ならいいんです!」
響平さんはギュッと俺を抱き締めてくる。
「俺、姪と甥と、主に奏平の相手をさせられていて全然寝れてないんです。なのでこのまま少しいさせて下さい」
「…あ、はい」
そうか。俺、抱き締めてられているんだ。
そう思うと鼓動が速くなる。
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