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「朝妻にバレるなよ?」
「俺がそんなヘマする訳ないだろ?」
響平の言葉は力強く、俺の言葉を鼻で笑う。
俺は心の中でため息を着く。
「俺は今から純也と会社に出る。小田切達はもう出勤しているから」
「おう!兄貴の方はどうなんだよ、あの純也さんとは?」
「聞きたいか?寝顔がとても可愛…」
「興味ない」
聞いたのはお前だろう、と言いたいが、それが本来の響平だ。
響平の視線はもうクローゼットだ。
「本当にお前は蓮先輩だけだな。ごゆっくりどうぞ!」
部屋を出てドアを閉める。
「ド変態に好かれて大変だな、朝妻は……」
俺はクスッと笑って、純也とともに家を出たのだった。
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