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役員決め
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担任の挨拶が終わり、次は役員決め。
海にぃは何も委員に入ってなかったから俺は関係なしっと
「はーい、澤野君と図書委員しまーす」
俺がボーッと外を眺めていると勝手に俺の名前を挙げる声が聞こえた
「は?え?」
声をあげていたのは、先程の声をかけてきた男子
大きな目をキラキラ輝かし、ミルクティブラウンのフワフワの毛を揺らしながら見た目にそぐわない大きな声で俺に向かって話しかけてきた。
「僕、浜崎風磨って言うんだけど。澤野君と仲良くなりたいから一緒に委員しよー」
役員になりたくないクラスの連中が囃し立て、俺は有無も言わずに役員になってしまった。
浜崎許さん。
「やったー、じゃ、一年間よろしくね」
嫌味は言われなくて不快感はない人物かも知れないけど、それとこれとは別。面倒な仕事を任されてしまった。
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