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「ふざけんな!」
「誰がお前をずっとみたりするものか!!」
春輝の言葉にレンジは少し反応した。
「…ん?違うのか?」
「俺は知ってるぞ…」
「お前が憎んだ目で、俺を見てない時の目とかな」
「黙れっ!!」
「さっきから勝手な事を言うなっ!!」
春輝がそう言うと蓮爾はせせら笑った。
「フ。よくいうものだ」
「お前は自分で認めたくないだけだろ…?」
「自分で認めるのが怖いだけだろ?」
「違うか?」
蓮爾はさらにあやしく春輝に何かを問いかけた。
春輝はカッとなって再び蓮爾を殴ろうとした。
しかし、それを蓮爾は片方の手で
それを素早くくいとめた。
ジリジリと、二人の間に不穏な空気が
漂った。
二人は互いに言葉を黙らせた。
そこにあるのは、もはや不穏な空気しか
なかった。
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