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春輝と蓮爾 #1
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俺は爛れたケツの痛みを押さえて、焦燥感が漂った顔で学校の屋上にたどり着いた。
ケツはかなり痛い。
ケツの痛みを例えると、まるでケツの穴に大根をさした気分だった。
俺は誰もいない夕日が沈んだ屋上に一人でいると、錆びたフェンスの側に近づいた。
俺は錆びたフェンスの向こうに広がる世界をみながら、遠くを見つめた。
夕日に照らされたビルの
ガラス窓は全て、オレンジ色に輝いていた。
俺はケツがイテーと呟きながら、錆びたフェンスによじ登った。
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