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メイド sideローザ
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* * *
坊ちゃん…ジュード様に使えて数年。
ノア様が来られてから屋敷はパッと明るくなりました。
あの闇の時代(当主様の不仲)が嘘のよう…
最近の坊ちゃんの行動力は凄いです。また何やらするみたいで…
私達メイドも屋敷内にある畑で草を育てています。
草、、、薬草は何かに使うのでしょうか?
坊ちゃんの考えは分かりません。
そうそう…畑仕事ですが、なんと畑を耕すキカイというものを坊ちゃんが開発しました。
お貴族様って凄いですね…
勉強していると何でもできるみたいです。
「ローザ!3番の所、収穫よろしく!」
「はーい!!」
よっこらせっ…と。畑仕事は大変ねっ
本当は庭師の方が担当するはず、、、が、人数が足りないため手の空いている使用人が手伝っています。
「ろーじゃ!」
「ノア様っ!!!!!」
この屋敷の癒しであるノア様が畑へと散歩をしに来ました。
あんな小さい足でしっかり立っています!
そしてノア様のそばにいるジュード様はいつも通り真顔です。
真顔なジュード様ですが、ノア様の手を繋いでしっかりと見ていてくれるので、面倒見が良いお兄ちゃんです。真顔ですが。
そんな2人はとても仲が良いです。
たまたまなのですが、ジュード様がノア様の頬にキスをする所を見てしまいました。
きっと可愛くて可愛くて可愛すぎてしたのですね。
そんな可愛すぎるノア様。可愛すぎて誘拐されないか心配です。
「きれいでしゅね」
「あぁ」
草…薬草である小さな花をノア様は綺麗と言ってジュード様に微笑む。
ぐはっ!!!!
ノア様の純粋な瞳に1発で倒された私は友人が来るまで畑で伸びていた。
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