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角名治(スナオサ)「…………絶対にするやつやん……」
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治は多分というか絶対角名の事が好きだ。
休み時間とかは角名の話しばっかやし、角名のことよう見とるし、なんか知らんけど…角名も治に脈アリっぽいし…あいつら俺の目の前でイチャイチャしだすし…、双子の片割れが目の前でやで??イチャイチャしだすんやで???なんや、拷問??って思うわけやんか、だからな、俺な今思い切って言ってやろうと思うねん。目の前でイチャイチャすんな、他でやれやって……言うぞ?ほんとに言うからな???
言いづらい気持ちと、ちょと悪いかもという気持ちが反面だが、これからもイチャイチャを見せつけられるのは、さすがにきつい、勇気を振り絞るしかない。
「す、角名」
「なに、侑、話の途中何だけど」
どうやらは角名は治との話の途中だったらしい、俺が喋りかけたら一気に機嫌悪なるやん…
「?ツム、どうしたん」
「い、いやぁな、角名に話あるんやけど〜」
「はぁ……それ今じゃなきゃ駄目?」
はぁ〜!??こいつまじで言ってるん??
言いづらい気持ち、ちょと悪いかもって気持ち、今ので一瞬でなくなったわ。
「"今" じゃなきゃ ダメでぇ〜す!!!(クソデカ声量)」
俺がわざとらしく言うと、角名はめちゃくちゃ嫌そうな顔をした
「うるさ…やめろや他のやつ見てる」
「……早く話終わらせるから、はよこい」
少し説得も試みようとしたが、めんどくさいかったので角名の腕を掴み無理やり自分の教室に連れていく
「はぁ??」
そして角名はさっきの俺の怒りがなくなったかの様に治に「また、あとでね」なんて優しく笑顔で言った、そういうのやって、お前マジで
教室へ角名を無理やり連れ込んで、俺の後ろの席に座らせて、俺は自分の席に座った
「高松ー椅子ちょい借りるでー」
おう、ええよ!と威勢のいい声が聞こえた
「話やけど」
「うん、なに早くしてほしい」
言いたいことは色々あるが怒りを踏みしめ
「治のことについてなんやけど」
「……」
下を向いていた角名が治と聞くと前をみる
「お前らさぁ、付き合ってん?」
「……知ってたんだ、付き合ってはないね、ただの俺の片思いだから」
あれのどこが片思いなんやねん、言いたくなったが、言ったら角名、治の所いって、本題のところ言わせてくれなそうやし
「いやな…なんでもええねんけど、俺の前でイチャイチャすんのやめろ」
「え〜なんでいいじゃん」
「双子の片割れの好きな人とイチャイチャしてんのなんか見るの嫌やわ!」
「ん…まって?双子の片割れの好きな人?……え…侑まじ?それ、」
「あ……」
言ってもうた
「まじ?それ、えやば…てことは、両思い?はは、やば」
言ってもうた、こいつら付き合ったらまたイチャイチャしだすやん、おわったくさいな、これ……だったら別に言ってもいいか結果はどうにしろ多分変わらんし
「…治はお前のこと好きやと思うで、いっつも角名の話しよるし、よう見とるし」
「あーまじか」
恥ずかしいのか、照れているのか、嬉しいのか、机に顔をつけ腕を組んだ
「付き合うのは別にええと思うねんけど、イチャイチャすんのはやめろよ」
「……なるべくそうする…………」
そう言うと教室を出て治の元にいった
「…………絶対にするやつやん……」
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