アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
幸せ太り
-
アイツは、何であんなにも色んな事が出来るのだろう。もはや、万能なんじゃないかと思うくらいだ。でも、そんなアイツにも弱点はあって、家事全般ができない。それでも、俺が体調を崩した日は頑張って、家事をこなしてくれる。...本当に、良い奴。
あの頃から数年たち、俺もアイツも少しだけ大人になったし、少しだけ変化した。見た目は、アイツの場合、元々の地毛だった茶色を黒髪にして、最近は少し視力が低下したらしく、仕事の時だけ眼鏡をかけているし、何より...俺よりも身長が高くなった。
俺でも、結構高い方なのにアイツは高校2年生の後半ぐらいからいきなり伸びて、ぬかされてしまった。...アイツはもの凄く喜んでいたけど、俺的には複雑だ。だって、上からアイツを見下ろすの何気に好きだったのに。
俺はというと、金髪だった髪の毛を明るめの茶色にした。あとは.....
「悠里、少し丸くなった?」
「...。」
太った。
「でも、抱き心地が良いねー。」
「...痩せる。」
「別に痩せなくても良いよ。このままで良い。」
ほら、またそんな事を言うから、俺は何もできなくなるんだ。お前と同じものを食べても、お前は太らなくて、俺は太る。昔は、筋肉が結構ついていたのに筋肉は落ちてきて、貧弱そうな体になった。しかも、前に色んな事があって一気に体重が落ちた時もあった。何か、ストレスが溜まると痩せる体質らしい。それでも、今では哉太が俺に幸せを沢山くれるから、太ってきた。もちろん、筋肉じゃなくて脂肪...。
「...痩せてやる。」
「えー、このくらいが普通だと思うよ?」
「...普通じゃない。」
「僕は、良いと思うんだけどなぁ。」
「...哉太の上で寝れなくなるのは嫌だ。」
...最近、哉太の仕事が忙しくて中々セックスが出来ていない。哉太は大丈夫って言うけど、仕事で疲れているんだから、ゆっくり寝かせてやりたい。でも、やっぱり哉太には触れたいから、哉太の上に乗って寝ている。
「平気だって。」
「駄目。」
「...運動したらいいんだよね?」
「...あぁ。」
「じゃあ、沢山シよっか?明日は休みだしー。」
...やった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
1 / 58