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cisyp 苦手?
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俺の名前は鬱大先生!皆からは愛称で大先生と呼ばれているゾ!今は暇すぎて何か面白いことがないか、詮索中!!あ〜暇やなぁ、あ、チーノや、スマホでなんか見とる、えっちぃサイトやない〜?あれ〜
「なに見とんの〜」
後ろからダル絡みをしようと回り込むとチーノは急いでスマホの電源を切った
「あっ!!兄さんどうしたんですか!」
あっスマホ隠した!こいつ!俺に隠し事が通用すると思うなよ…
「とぼけんなって、そんな事しても無駄やぞ、どうせ熟女のえっちぃ写真でも見とったんやろ!!」
「そんなん見てないすって!!違うやつです!!あと見てもほんま面白くない!!!」
慌てた表情と慌ただしい仕草は凄く怪しかった。絶対なんか見とるわ
「ふ〜んほんなら見せて」
無理やりチーノからスマホを取りあげた。
「あっ。」
まずはサイトから、タブも履歴もアダルトなものはなく、次にギャラリーを見た、なんやこれ…鍵付きのフォルダーがあるやん。ポチッとな!
「ん……?」
「はぁ……だから言ったのに……おもろくないって……」
チーノは深いため息をつき、照れているのかそっぽを向いた。
「ショッピくん……?」
鍵付きフォルダの中にはショッピくんの色々な場面の顔や身体、あらゆる場所がとられていた、ショッピは元々身体つきは女っぽく、顔が良く男の俺からしても綺麗だと思ってしまうほどにだ、でもそこから恋愛感情で好きになると言われたらそうではない。しかも、チーノの性癖の熟女じゃない……?そして、男?……
すると、ショッピの写真をじっくりと見ていると
「…………あんま……まじまじ見んとってください……」
「あー、ごめん綺麗やなとおもて」
「えっ」
はは、チーノ滅茶苦茶驚いた顔しとる、おもろ
そんな、心配そうな顔しなくとも、ショッピくんは好きやけどLoveのほうではないで。
「大丈夫やって俺はショッピくんは本命じゃないで」
「……俺…ショッピくんのこと好きなんかな……」
「いやこれは好きとしか言いようがないやん」
「せやろ??でもなショッピくんは好きやけど、なんというか、ショッピくんは俺のアイドルみたいなもんなんや」
「はぁ??」
「んーと…例えでいうと、アイドルとファンは好き同士にならないし、なれないねん、きっと、俺はショッピくんの事が恋愛的な意味で好きなファンで、アイドルはショッピくん。結局、俺はショッピくんの観客みたいなもん」
「……」
まぁ言ってることは滅茶苦茶だが、何だかわかる気もする。ショッピくんは警戒心が強くて仲の良い人しかほとんど喋らない。入ってきたばっかりのチーノにはショッピの警戒心がとかれていない、あんまりチーノもショッピくんと話した事ないし、結局チーノにとってショッピくんはアイドルでチーノ自身自分の事をファンだと思ってるぐらい心が離れてるみたいだし…
「一目惚れなん?」
「……はい」
「見た目?」
「!!ちゃいます!いや、あの、それも含めてですけど性格もめちゃ大好きです!!あとはまつ毛とか仕草も好きで……」
とても嬉しそうにして語るチーノ、なんか応援したくなるような感じがあった。
「そんな好きなら告白すればええやん」
「んなこと簡単に言わんでくださいよ!!したら絶対に成功しない…告白した後も気まづい……」
「じゃあチーノはそのままでええんやな、告白しないままで、ただの見てるだけの観客で」
「…………」
「俺はな、チーノ、ショッピがチーノのこと苦手とは思ってないと思うで」
「……別に気遣わなくてもええ……」
「ちゃうねん、前配信後にショッピと2人きりで雑談してて、チーノが俺に声掛けてくれた事嬉しかったて、あとはチーノ意外と背高いんやな、かっこええですよね、とか苦手な人にそんな事は言わんと思うけど、まぁ告白せんでもこれから距離つめとけば、好きになってくれるんとちゃう?」
「うぅ……まじかぁ……」
「ほな頑張ってな」
「…………あざっす」
大先生…たまにはいい事いうじゃん…
おまけ
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「チーノ大先生となに話しとってん?」
「へっ!?ショッピくん」
「ふふふ、そない驚かなくても」
可愛い……ショッピくんの笑い方は上品で他のメンバーと違う印象を受ける
「……見すぎやって……」
あっ、やばい見惚れてた
「……いや、でも可愛いし」
「え?」
やべ……またやらかした言ってしまった
「いや、あのなんと言うか、その……」
チラッとショッピの方を見ると手を覆い照れているようだった
「あっ!さっきの話な!」
きまづくなり話題を変えようと思ったら
「へ……?」
あのショッピくんが、あのショッピがだ、俺の袖を掴んだのだ、これは抱きしめてもいいのだろうか、でもこの流れでいうと、ショッピくんはもしかして俺に脈アリかもしれへん……チャンスを逃すな……チーノ、いくんや、勇気を出せ
ギュッと抱きしめると
「ぁ……っ」
ショッピくんは可愛いぐらいに頬を赤らめそっぽを向いていた。
脈アリなのでは…!?
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