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予め少し冷ましておいてくれたのか、少し息で冷ませば食べれるようになっていた
食べれば口にひろがる卵とお粥の塩気のある優しい味
「お前……何泣いてんの?」
「……っ?!(泣いてる……?)」
「そんな不味かったか?……味見して大丈夫だと思ったんだけどな……」
「フルフルッ(違う……美味しい美味しいよ)」
「?……まぁ、残してもいいから。それ食ったら薬な」
「コクリ」
豊森も自分の分をテレビをつけニュースを見ている
自分はソファーの上で豊森は床に座ってるため豊森のつむじが見える
豊森は俺より20センチ程高いたつむじが見えるのは貴重
あまりにも見つめすぎたのか豊森に気づかれ「見ててもやんないぞ、体調良くなってからな」とおかずが欲しいのかと誤解をされた
そして、久々のちゃんとした食事におもわずお粥をかきこむ。
薬を飲んでゆっくりしているとお風呂の桶を持ってきた豊森におとなしく服を脱がされ暖かい濡れタオルで身体を拭いてもらう
拭き終われば、もちろん傷の消毒
「ほら、消毒も終わりお前サイズの服なんてないからこの黒いTシャツでも来てろ」
「(おっ……きぃ……)」
「……まぁ、想像通りというか……ワンピースだな」
自分もれっきとした男なので少しため息が出る
豊森から借りた黒いTシャツは首元は方が少し出そうで袖の丈は7分袖、丈は膝上まで来ていて体格の差に少しびっくりする
豊森はあらかた俺の世話を終わらせ自分も風呂に向かった
俺はぼーっとしながらソファーでくつろぐ
こんなにゆっくりとした夜は本当に久々だ
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更新再開致します
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作者より
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