アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
● 硬派男子×健気元気っ子 電話
-
「ハナムラー、飲み行くぞー」
「やめとけ、あいつ来ないって」
「いえ!今日はお供いたします!!!!」
お前がやるとまじでちびっこ警官だな、と職場の先輩に笑われる。大袈裟に敬礼をした右手で頭をかいた。
会社が入ったビルを出て店に向かって通りを歩く。
「にしてもなんで今日はいいの?」
「噂の同棲彼女に振られたか?」
「やめてくださいよ!絶対別れませんから」
「うわ、重いよお前」
いつも同僚の誘いを断るのは、同棲している"彼氏"が待っている家に一刻も早く帰るためである。しかしその彼氏が2日前から家にいない。
出張である。
(社内恋愛じゃないし、カミングアウトもしてないから勝手に彼女だと思われてるけど。)
「いいねえ、同棲」
ビールを飲みながら先輩が言う。
「結構いい役職なんだっけ?」
「どんな人なの?」
ちびっ子と呼ばれる俺に、同棲している彼女がいると驚いた同期の女の子の質問責めにあう。
「いやまあ、綺麗な人だよ。俺より賢くて…」
「お前より賢いって、だいたいがそうだろ」
「なんなんすかー!!!」
彼氏もとい、タカちゃんは元々取引先の人。電話対応の声が良すぎて俺からアタックを掛けようとしたところ、俺の見た目がタイプだったと逆にアピールされた。
硬派でクールビューティ、仕事もできるし、家事も上手。もはや嫁!
…俺より体格いいけど…
ーーーーーーーーーーーー
この3日間いないのが寂しすぎる。
そのせいか、飲みすぎているこの始末だ。
「おい、ハナムラ!」
「んにゃ、にゃんすかあ…?」
「にゃんすか?じぇねえよ、帰れんの?」
「らいじょぶれすっ!!へへ」
自宅の最寄り駅に着き、自宅近くの道まで来て、ここからは自力で帰れとデコピンされた。
解散後、千鳥足とまでは行かないがフラフラの俺を同期が送ってくれたらしい。
道中ぶつかった電柱に謝ったりしながらマンションにたどり着いて、鍵を探しながらエレベーターで上がり家に入る。電気はもちろんついていない。風呂も沸かされていない。ご飯の匂いもしない。
「タカちゃんただいまあ〜…っていないんだった」
酔いが少しずつ覚めてきて、愛しの彼氏が家にいないことを再認識させられる。
スーツや靴下を脱ぎ散らかしてベッドに飛び込む。いつもならハンガーにかけろとか聞こえるのに。
「…広い、寂しい、タカちゃん…」
じわりとにじむ視界でスマホを開く。
(プルルルル、プルルルル、プルルルル)
(もう寝ちゃってるかな…)
時計を見ると23時を過ぎていた。
(プルルルル、プルr)
『もしもし』
「タカちゃん寝てた?ごめんねぇ」
『起きてた。…酔っ払ってる?』
「えへ、バレたぁ、飲んできたよ」
タカちゃんの声だ、心地いい。
『明日昼過ぎには帰る。シャワー浴びてから寝るんだぞ、スーツもシワにならないように、』
「タカちゃんお母さんみたい」
『💢、切るぞ』
「ごめんごめん!もうちょっとおしゃべりしよ?」
声たくさん聞きたい。いつもは無口だが、電話だと少しだけ饒舌になるのが好き。
耳に当てているとタカちゃんの低い声で、スマホが微妙に震える。
(やばい、耳感じてきた…)
『ハナ、聞いてる?』
「ぅん…タカちゃん、勃っちゃった」
『…1人でしてなかったのか?』
「だってひとりじゃイけないんだもん…」
息が荒くなり始める。仰向けになってパンツの中で苦しそうに硬くなるモノに目をやった。触りたくてたまらない。
『まったく、かわいいな、ハナ』
「えっちしたいよぉ」
『……このまま、電話で指示してやるから、触ってごらん』
タカちゃんの太めの声が鼓膜を抜けて脳を揺さぶるように響く。
どうしよう、すごい期待しちゃってる。
張り詰めたそこがさらに硬さを増す。
ゆっくりパンツをおろして透明な汁が垂れる先端を撫でる。
「あっ、んん、」
『ハナは乳首も好きだもんな』
「ぃや、言わな、で」
羞恥心とは裏腹に、膨らみのない胸のピンクの粒を触れずにはいられない。
「んっはあ、あ、だめ、」
『強くつまんで、少し引っ張ってみな』
「んん!!は、あ、」
言われるままに感じるそこをいじめると、触れてもいない後孔がヒクついて、へその奥が締まる。
「んぁ、う、後ろ、キュンキュンする、」
『指、いれたい?』
いれたい、欲しい。
胸を触っていた方の手を動かそうとすると
『胸の手はそのまま、な』
「んえ? ちんちんは…?」
『ハナなら乳首と後ろだけでイけるだろ?』
カッと顔が熱くなる。
快楽を求める呼吸が荒くなり胸が上下する。
酔いは覚めかけたはずなのに、心地よい酩酊感に襲われながら、自分のモノが吐き出したヌメリをまとった指で後ろの穴を広げる。
「タ、カちゃ、あん、2ほん、はいったよ…?」
『一気に2本も入れたのか、ずいぶんエロい身体だな』
そんなことを言われて恥ずかしいはずなのに、感じてしまっている自分に、また興奮する。
『奥まで入れて少し曲げてごらん、ハナの指じゃ届かないかもな』
「ん、ん、あっ!あぁ!ここ、すきぃ」
少し無理な体勢だが、いつもの場所に指が届く。
「んぅ、う、タカちゃん、欲しいよ…」
『うん、俺も、ハナに触れたい』
普段言わないような彼のラブコールに体の感度が増す。甘くイったのか、尿道の口がくぱくぱと開き先走りを垂らす。
「好き、すきだよ、ん、はやくかえってきて、」
『分かった、ハナいい子で待ってたもんな、』
「うん、ん、や、もぅ、だめ」
『いいよ、イけ』
目の前がチカチカと光って、胸の下まで濃く白いのが飛ぶ。
体の芯が痺れるような気持ちよさがなかなか終わらず、クチュクチュと音を立てるイイトコロを続けて刺激してしまう。
「んはっ、はっ、ぅ、あっ」
『イったのにまだ弄ってるな、ハナはいつからそんなすけべになったんだ?』
煽られてさっきイったばかりの体がまたかくかくと痙攣して果てる。
「はぁ、タカちゃんが、このからだにした、んだよ、?」
それじゃあ責任とらなきゃなと優しい声でつぶやく。
会いたい、はやく。
ーーーーーーーーーーーー
「すごかった…」
アルコールの酔いはすっかり覚め、シャワーを浴びてベッドで手足を放り出す。
電話の切り際、
『おやすみ』
低い声の一言とキス音がまだ頭の中でこだまして、枕に顔を埋めた。
疲労感が心地いい。
「…おやすみ、」
ベッドに残る彼の匂いとともに眠りについた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 11